惜しむ夕景

8月のはじめ頃に描いていたいちじくと夕景の海岸をイメージした絵です。

下描きはこちら↓

あんまりいちじくっぽくないかなと迷ったのですが最初のイメージで決めました*

夕方と夜が混じり合うような、人物も含めた大きなグラデーションにしたいと思い色を想像しつつ塗っていきました!

背景の夕焼けに肌色、濃い黄色を混ぜた色を伸ばしていき次に薄い赤紫、青紫のグラデーションにして下の方にも広げていく感じにして、乾かしてから人物の肌の影を塗りました。

最初の夕焼けの色を人物まで伸ばしていたのでそこは良かったのですが肌の影色で悩み、赤系の色を塗ってから赤紫色を入れてみると結構いい色になってくれてほっとしました^^;

今回は撮っていた少しの途中絵もぺたり!

2枚しかありませんがこれでも撮った方なのです…!

とにかくグラデーションがうまくいくかが鍵だったので、色には気を遣いつつ水が乾く前に広げないとムラになったり伸びないので急いだり、乾かないと次の色が重ねられないので待ったりしていました;

顔の縁の黄色を残して赤紫色を塗っていき、だんだん濃くしていって途中から青紫色にしてみました*

濃くなりすぎてもいけないし難しかったのですが、塗っているとわくわくしてすごく楽しかったです(*^^*)

髪の毛は下塗りもしたしグラデーションも塗った後なので紙が吸い込まなくなってふちに色が溜まってしまったりして焦りました;

苦戦しつつ最後に髪の濃い影の部分は照り返しや反射で、暗いけど明るいような感じを目指して色を少し抜き、乾いてから紫色を入れてみたりしてなんとか自分の中の理想に近く…なったのかな?自分では色合いは気に入っています!

ヤシの木は青で薄く塗りました*

瞳のぼかした感じや全体的な色合いが気に入っています*

なんだか大人っぽくなった気がします…!

いちじくは本当に大切な人にしか心を開かないし表情を見せないので、親しい人と楽しく遊んだひとときと、夕方のそろそろ帰らなきゃいけない寂しさと楽しかった余韻の混じり合う独特の雰囲気を想像して題名を付けてみました。

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