一夜のまぼろし

秋のはじめのお祭りと水無月の絵を描きました。

夏に考えていたのですが秋のはじめの方が合いそうだったので、浴衣もトンボ柄にしています*

水無月は普段大人しくて礼儀正しいけれど年相応なところも見せる子なのでお祭りで楽しそうにはしゃいでいるところが見たい!

そんな欲望のもとに生まれた下描きがこちら↓

途中経過…?はてさて?(  ˙³˙)~♪

うぐぐ、すみませんものの見事に撮り忘れてました;

資料を見ながら色々難しいなーなんて考えていたから?いやいつもの事ですね…(ノД`ll)

気を取り直して、今回ペン入れはマルチライナーのラベンダーにしてマスキングはお面の紐と髪の一部と少なめにしました。

まずは光の部分、提灯、周りの灯りの丸、屋台からの光を入れて思いつきでそこに濃く黄色をちょんと塗り、オレンジや黄色も近くに落としてぼかしが広がっていく水彩の技法…一般的にウェットインウェットと呼ぶにじみ、ぼかしの技法ですが私は過去に大失敗して以来苦手であんまりやらないので珍しいかもしれません。

今回は綺麗に広がってくれたのでほっとしました(〃∀〃)

地面は灯りが強いので朱色っぽく、手前の方には光がないので暗い色を何度か入れました!

そして水無月には光を広げた黄色を最初に入れていましたが、光の当たりを強くするため更に縁取るように黄色を入れていきました*

影にする色で悩みましたがいつも肌などに使っているお気に入りのピンク系のローズドーレを濃く重ねていくといい感じになりました(*^^*)

浴衣にも色を広げていき、こちらには紫や赤も混ぜています。お面、髪、浴衣と塗っていき色を見てふちの黄色を足したり影色を重ねたり、トンボ柄も光の当たる方は薄くしてみました〜!

空の方はラベンダーを塗って灯りを残して、屋台は薄く光を邪魔しないようにとどきどきしながら塗りました;

字を入れた方がいいか、もっと屋台っぽくするか、人を描いた方がいいのか…なんだか物足りない感じがしてかなり悩んだのですがぼかしもあって雰囲気が気に入ってたので提灯に縦の模様だけ入れて完成にしました。

まがたんにも見てもらうとなんだか雰囲気が好き、幻想的に見えると言ってくれて遠くから見ると確かに幻想的に見えたのと、少しさみしい空間もいいんじゃないかという事で今ではこの空間が気に入っています*

最初に考えていた下描きとはだいぶ雰囲気が違いますが、夢のようなところへ水無月が導いてくれるようでお祭りの夜や楽しいひと時も幻みたいだなと思い題名に付けてみました!

嬉しそうな水無月と白抜きしたお面の紐と髪の毛に黄色と水色を入れた箇所とくーすーのお面が気に入っています。

あんまり気に留めてなかったけど前のかりゆしの絵とくーすー繋がりになってる…!?

お面は決める時にゆるいのだと誰がいいかなと思い、複雑じゃなくてそこまで目立たない形からもお面として有りそうなくーすーに落ち着いたのですっ(笑)

水無月が全幅の信頼を寄せて満面の笑顔を見せるのはひとりだけだなーと思いつつおじさまと呼びながら楽しそうな様子を想像して和んでいました(*´▽`*)かわいいなあ…!

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