夏の俤

初夏らしい絵をと思い、朝顔とあませを水彩で描きました!

朝顔は俳句では秋の季語ですが、初夏のイメージがあるので一度描いてみたかったのです*朝顔でぱっと浮かんだイメージが朝顔を口許に寄せて持つあませだったので朝顔の咲き方などを調べて描くことにしました。

浴衣の柄でよく見る花札のような柄はなんと言うのか、調べると藤柄だと分かり白抜きで藤柄を入れようと決めて、線画は色鉛筆にして濃いところは練り消しを転がし薄めて浴衣の柄、瞳のハイライト、朝顔の中心部分、髪の毛をマスキングしてから進めていきました!

最初は肌、髪を薄く塗っていき淡い色合いにしようかと思ったのですがやはり周りから攻めた方がイメージが固まると思い浴衣の色をざっと入れようと私の好きなコバルトターコイズとフタロブルーシェードを混ぜて作った色で塗ってみました*

朝顔はベースの色を塗ってから筆でその色を濃く取ってふちに塗り、水を少なめに含ませた筆で中心の星型をなぞるようにするとぼかしのようになり花の模様みたいになってくれました*´▽`)b

なんとなく塗ったらうまくいったので楽しくなって、濃い色のほうがぼかしも綺麗で鮮やかだしなによりも楽しいのでそのまま他の朝顔も塗っていきました!

上に行くほど花と葉っぱは薄めに、葉っぱは黄色寄りの黄緑色であるリーフグリーンと緑の強いパーマネントグリーンなどを葉っぱごとに変えて入れていき、乾いたらグラデーションになるので次の葉っぱや萼も塗っていきました。萼は花を塗ってから混ざるように早めに塗って、色もオリーブや黄緑を混ぜています(*^^*)

グラデーションが上手くできたのと色合いが夏らしく爽やかになったので細かくは描き込まないことにしました。

難しくてちゃんと朝顔に見えるのか頭を抱えたりしましたが頑張って塗りました!

下書きはこちら↓

サイズが大きくなったのと、やはり植物は色を塗るとかなり違いますね…!

しかしここで痛恨のミス、下書きとサイズが違うのに浴衣の柄の下の方をうっかりマスキングし忘れていたことに塗ったあとで気付いたのです(TロT)

水彩画の場合、白は基本的に紙の白地が1番明るいものになるのでなるべく下地でやりたかったのですが…無念。ホワイトで柄を書き足しました!

ここの所、細かいところは百均の面相筆を使っているのですがなかなか良かったので追加で買いました*どうしてもマスキング液やホワイトは筆を傷めてしまい面相筆のお値段を考えると躊躇するので百均の筆は有難いのです〜!

瞳の色合いや頬の赤みも気に入っているのですが、いつも修正してもどうしてもくすんだ色味になってしまうのが残念です;

水彩が楽しいという気持ちとあませがとってもかわいいなあと癒されながら描いていました\(*`▽´*)/

遠くから見ると朝顔の葉っぱを重ねたおかげか綺麗に見えて満足しています

浴衣の色と左上の横から見えている朝顔とあませの表情がお気に入りです。

 

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